自宅マシンの電源交換

自宅で使用しているマシンは、かなり前はトレンディ(死語)だったPenIII Dual機
なのである。速度に不満はほとんどないのだが、なにぶん稼働音がうるさく、
24時間運転していると特に寝ようと思うときにかなり耳について困っていた。
今までにも、古いHDDの交換や静音シート貼りやCPUクーラのFANの低速化などやって
来たが体感できるほどの効果は感じられずにきた。

そこで最後の大本命、電源ユニットの交換と相成ったわけだ。

今のケースに付けている電源はケース付属のものではなく、以前に一度交換している。
Dual用に容量を強化したためだが、その当時は静音ブームでもなく、また静音を謳った
電源なんていうのもなかったから、静かさなんて関係なく購入した電源だ。

今回はとにかく静かであることを第一に選択した。その上で安ければ文句なし。
ということで、本当はSeasonicのSS-350AGX!と行きたいところだが、高くて
ちょっとためらいます。ということで、SilentKingHK350-13BP-2 (350W)にしました。

早速マシンを開けて電源ユニットを交換。そして電源ON!
するといきなり「ブォォォォン」と激しいファンの音がする。
「?」と思いつつよーく見ると音を発しているのは、Geforce4 MX440の載った
ビデオカードらしい。部屋も寒いのでファンを取っ払っても問題ないだろうと
いうことで、チップクーラのファンを外し、念のためヒートシンクを外して、
シリコングリスをきれいにぬぐった後、サンハヤトのシリコングリスを塗り直してやる。
シンクのフィンには長年の使用でたまったホコリがてんこ盛りだったのできれいに掃除する。

さらに、長いこと使っているケースファン(8cm x2)を外す。Nidecの流体軸受FAN
なのだが、使っているうちに音も大きくなってきたので引退してもらった。
代わりに、近頃安くて静かという噂のXINRUIANの8cmファン(RDL8025B)に換えて、
さらに供給電圧を5Vにする。

そして、電源ケーブルやらIDEケーブルやらの配線がかなり入り乱れてエアフローを
乱しているように見えたので、配線の順序を変えたり適宜束ねたりして整理する。

ここまでやってようやくケースを閉じ、再度電源ON。
静かです。ええ。マシンに電源入っているか不安になるくらい。
この状態でケース内18度、CPUはIDLE時25度、100%負荷時は40度くらい。
デュアルCPU1GHzならこんなモンかなあ。